総務省は11月7日、第3回モバイルサービスの提供条件・端末に関するフォローアップ会合を開催した。2015年5月より適用されている「SIMロック解除に関するガイドライン」が取り上げられ、ドコモ、au、ソフトバンクにおける、それぞれ自社回線を利用するMVNOで各キャリアが販売した端末への対応について検討がなされた。現在、ドコモ回線を利用するMVNOでは、そのままドコモの端末をSIMロック解除せずに使うことができる。一方、au回線およびソフトバンク回線を利用するMVNOでは、それぞれauのVoLTE端末とソフトバンクの端末を使うためにはSIMロック解除が必要となっている。今回の会合では、「代金債務の履行がなされていない端末について、ネットワーク側で利用を制限する措置を行っており、自社ネットワークを利用するMVNOでの利用も制限していることを踏まえれば、自社ネットワークを利用するMVNOのサービス利用者による利用を制限するSIMロックを設定することは、必要最小限の措置には該当しないことを明確化すべきである。」としている。これを受け、今後はauとソフトバンクの回線を利用するMVNOでも、ドコモと同様に、それぞれ対応するキャリアが販売した端末をSIMロック解除することなく使えるようになる。加えて、総務省では、ユーザーによる通信サービスと端末の自由な選択の観点からは、本来、SIMロックが設定されないことが望ましいとし、SIMロック解除期間の見直しや、SIMロック以外の方策についても検討していく方針だ。