●デジタルウェルビーイングとは?
デジタルウェルビーイングとは、スマホの使い過ぎを防ぎ健康的な日常を取り戻すための機能です。スマホの利用時間の確認、アプリの使用制限等が可能。どのアプリをどれくらい使ってたかが確認できるので、使いすぎてしまうアプリに使用制限がかけられます。子供のスマホにデジタルウェルビーイングをして、YouTubeを30分など設定する保護者は多いでしょう。しかし今やスマホの使い方は、子供だけの問題ではなくなってきています。スマホを使いすぎて、ちょっと中毒かも?と心配になっている大人たちにこそ使って欲しいのが、デジタルウェルビーイングなのです。なんとなくスマホを触っている時間を有効活用できれば、日々の中の生産量がうんと上がります。ここではそんなスマホ使いすぎ防止のためのデジタルウェルビーイングについて、お話ししていきます。
●デジタルウェルビーイングの必要性
時間があるなら、スマホなんてどれだけ使っててもいいと思っていませんか?スマホが悪影響を及ぼすのは、子供の脳だけではないのです。大人でも、スマホを使い続けることによって、目が疲れたり凝りが起きたり、首が痛くなったりします。これらは、VDT症候群と呼ばれるスマホによる悪影響の症状です。それだけではなく、スマホを通じて情報型シンドロームに陥ってしまうことも。脳がスマホから受け取る多くの情報を整理しきれずに、オーバーフロー状態になってしまうことです。情報型シンドロームにより記憶力や判断力が著しく低下し、理解力もなくなってしまうなど脳機能が衰えてしまいます。つまりは、スマホを使いすぎてしまうことで健康を害してしまうのです。これらを防ぐためにも、スマホのデジタルウェルビーイングが必要だと言われています。
●Androidでできるデジタルウェルビーイング
〇Digital Wellbeing
2018年Android9 Pie以降のモデルは、Digital Wellbeing機能が搭載されています。利用時間を確認でき、アプリ利用制限がかけられます。通知オフ等の設定も可能で、スクリーンタイムが減らせるようになっています。スマホ使いすぎ防止のために作られた機能で、個々の状況に合わせて設定できるようになっています。
〇歩きスマホ防止
歩きスマホしてしまう人は少なくありません。歩きスマホしていると前方不注意になってしまい、事故の恐れがあります。実際歩きスマホのせいで、各地で事故が起きているような状態です。歩きスマホを防止するために、「前方注意機能」をオンにしましょう。歩きスマホしていると、注意喚起の通知が送られてくるので、意識が高まります。
●iPhoneでできるデジタルウェルビーイング
〇スクリーンタイム設定
ISO 12以降がインストールされていれば、スクリーンタイム機能からアプリやウェブサイトの利用状況が見られるようになっています。そして、それぞれに、制限がかけられます。デジタルデトックスにつながります。