中古スマートフォンの購入には多くのメリットがあります。機種の選択肢が多く、比較的安価に欲しいスマートフォンを手に入れられます。中古スマートフォンは型落ち機種が多いですが、絶対最新機種がいいなどの特別なこだわりがなければ問題なく充分使えます。用途や予算に合わせて、自分に合うスマートフォンを手に入れられるでしょう。ただ、中古商品なので気をつけなければならない注意点も多くあります。ここでは、中古スマートフォンを買う際の気をつけたい注意点についてお話ししていきます。
●中古スマートフォンの購入注意点
①赤ロムに気をつけよう
赤ロムとは、元の持ち主が料金未払いなどをしていて、通信会社からネットワーク利用制限がかけられた状態のスマートフォンのことです。盗難などのトラブルが原因でも、ネットワーク利用制限がかけられてしまいます。赤ロムだと、SIMカードを挿してもモバイル通信ができません。中古スマートフォン購入の際には、赤ロムのリスクがあるので、十分に注意しなければならないでしょう。
②状態に気をつけよう
中古スマートフォンなので、状態が悪いリスクがあります。店頭で購入するような場合はスタッフに聞いたり自分の目で確認できます。しかし、フリマアプリなど個人間のやりとりとなると必ずしも説明されている通りの状態では無いかもしれません。一見すごく綺麗だったとしても、バッテリーが劣化していたり水没して使えない端末かもしれません。そんなリスクも、考えなければならないのが中古スマートフォンなのです。
③保証の有無に気をつけよう
店舗で中古スマートフォンを購入する場合、独自の保証が付いている場合があります。保証内容や保証期間をしっかり確認してから、購入してください。店舗によって保証内容が違うため、その辺を見比べて購入するのも1つの方法です。赤ロム返品対応なども、保証内容として確認しておいた方が良いでしょう。
④セキュリティーに気をつけよう
ほとんどの場合このような心配はありませんが、時に前の持ち主によって改造されているようなことがあります。改造されたスマートフォンは、カスタマイズ性が上がり自由に使いやすいです。しかし、その反面、制限されている管理者権限が解放されているため、セキュリティー的には大変危険だといえます。
⑤アクティベーションロックに気をつけよう
iPhoneの場合ですが、アクティベーションロックに気をつけなければなりません。アクティベーションロックとは、第三者に悪用されないためスマートフォンにかけるロックです。アクティベーションロックがかかっていると、Apple IDとパスワードを入力しなければ解除できません。中古スマートフォンでロックがかかっていたら、前のApple IDとパスワードが必要だと言う事。つまり現実的に、解除が困難となってしまうのです。中古iPhoneを購入する際には、頭に入れておかなければならない注意点だといえます。